岩手県の県庁所在地「盛岡市」は「2023年に行くべき52カ所」に選ばれ今一押しの観光スポットです。
盛岡市は自然に恵まれ、季節ごとに異なる風景が楽しめる場所であり
美味しい食べ物が豊富、新鮮な海の幸や山の幸、郷土料理の冷麺やわんこそばは、地元の味覚を満喫できる逸品です。
また昔ながらの味のある建物や喫茶店、映画館などもありレトロ好きならおすすめの場所となっています。
東京からは新幹線一本で行けて最短で約2時間ちょっとくらいで着くので仮眠、ゲーム、音楽を聴いている間にあっという間に着くのでとても行きやすいところです。
はじめに
新幹線で行くメリット
- 交通手段の中で新幹線は楽に一番早く目的地に着く。
- 座席はある程度ゆったり座れてコンセントもあり快適に過ごせる。
- 乗り換えがなく最短で約2時間ちょっとで着くので音楽を聞いたりゲームをしているうちにあっという間に到着するのでストレスが少ない。
新幹線で行くデメリット
- 他の交通機関より割高
- 年末年始、連休などは切符が取れない可能性がある(希望の座席など含む)
- 時間縛りがある(指定席限定)
記事の概要
この記事では、東北新幹線を使って東京駅から盛岡駅までの旅行に焦点を当て切符の購入方法や移動にかかる時間、料金などについて自分で調べたり利用してわかったことを簡単にまとめてみました。
盛岡には行ったことがないけど一度は行ってみたい!…でも遠いし切符取るのもよくわからない…という方の参考になると幸いです。
東北新幹線:東京駅-盛岡駅の基本情報
ルートと所要時間
東京駅から盛岡駅に行くにはJR東日本の「東北新幹線」に乗ります。
東京から新青森間までをつなぐ新幹線で、2016年には新青森から新函館北斗間を結ぶ北海道新幹線も開業したので北海道へ行く際の交通機関の選択肢が増え、とても便利になりました。
東北新幹線の車両には種類があり東京ー盛岡間は「はやぶさ」「やまびこ」になります。
※この他に東京ー郡山(福島県)を結ぶ「なすの」や、盛岡駅 ー新函館北斗駅間には「はやて」がある。
「こまち」もありますが東京ー盛岡間は「はやぶさ」と連結しており盛岡駅で分割され秋田行きになります。
今回は最短、最速で盛岡駅に行きたいので「はやぶさ」に乗ります。ただし「はやぶさ」でも時刻によっても所要時間、停車駅が異なるのでお気をつけください。
※2023年12月現在で一番早い所要時間が約2時間10分〜のようです。(東京ー大宮ー仙台ー盛岡)
※ちなみに「やまびこ」は各駅停車なので「はやぶさ」より時間がかかります。(約3時間18分〜)
※終点が「盛岡駅」以外だと停車時間が短いので降りる際はご注意ください。
主な停車駅
「はやぶさ」は、東京駅、上野駅、大宮駅、仙台駅、盛岡駅に止まります。(時間によって停車駅、所要時間に多少変動あり)
「やまびこ」は東京〜栃木〜福島〜宮城間の各駅に停車。
電車で例えるなら「はやぶさ」は特急、「やまびこ」は各停という感じです。
設備
車内にはトイレ(車椅子対応もあり)洗面所、ベビーベッド等の設置があります。
Wi-Fiの電波ですが盛岡方面に近くなるにつれてトンネルが多くなりWi-Fiの電波がとても悪くなります。モバイルWi-Fiは大丈夫ですが某ポケットWiFiはトンネルでは全然電波がありませんでした。またJRのフリーWiFiが飛んでいましたがなぜかこちらもほぼ使えませんでした・・・。ですのでポケットWi-Fi(一部)等の電波を使っての作業やゲーム等にはお気をつけください。(予めオフライン等でダウンロードしておくのも一つの案と思いました。)
えきねっとを使った切符の購入方法
えきねっとの特長とメリット
「えきねっと」はJR東日本が提供しているwebサービス(ブラウザ、アプリ)で、JR東日本エリアの切符を購入したり(一部を除く)さまざまな旅情報などが載っています。
(ログイン(会員登録)しなくても空席検索、料金までは閲覧可です)
以前はみどりの窓口で購入していましたが今はみどりの窓口も減ってきているのでえきねっとでの切符購入はとても便利になりました。
また、えきねっとには「eチケットサービス」があり(紙の切符を発券することなく切符の情報を手持ちの交通系ICカードに紐づけることによりそのカードだけで移動が完結する新しいタイプの切符です)
紙の切符を発券する手間がなくなる便利な切符もあります。
※えきねっと上でも紙の切符の購入もできますが発券作業が必要です
えきねっと以外の新幹線の切符購入方法
・最寄駅のみどりの窓口で購入
・駅の指定券売機で購入
えきねっと切符購入の手順
- 会員登録する※必須(無料)
- 検索画面で日時選択
- 席を選択(窓側、通路側も選択可)
- 支払い方法を選択(一部限定)
- 購入
- 交通系ICカードに情報をひもづける(チケットレス購入の場合)
※デメリットは支払い方法が限定(選択方法はいくつかありますがそれによっては制限があるのでクレジットカードがあれば確実かと思います。)されてしまうのと会員登録が必須なので面倒な方はみどりの窓口か指定券売機での購入方がよいかなと思います。
個人的には発券する手間もなくなり座席も自分で好きに選べたりするので「えきねっと」を利用してい
オンライン予約のポイントと注意事項
切符の発売開始日は乗車日の約1ヶ月前(10時から〜オンライン上もしくは窓口でも同じ)からですが
「えきねっと事前受付」ではさらに1週間前から事前受付申し込みができます。(※自分の希望した席が絶対取れるというわけではありません)
「eチケットサービス」には手持ちの交通系ICカードに紐付ける作業がありので注意してください。
(ICカードの裏の番号を入力してセットするだけで紐付けがきます。(※複数人いる場合は別途作業あり)出発前まで設定はいつでも可能ですが忘れてしまわないうちに設定しておいた方がよいです。
切符の種類とお得な料金
料金
※新幹線の乗車には「特急券」+「乗車券」が必要で時期、車両によって値段が変わります。
「はやぶさ」全席指定。
普通席で 約15,010円〜(通常期料金)(特急券+乗車券込み)
※それ以外のグリーン車、グランスタ席は別途料金が変わります。
「やまびこ」各駅停車
指定席、自由席あり 約14,290円(通常期料金)〜(特急券+乗車券)
料金には
★最繁忙期(長期連休やGW、年末年始の一部等)
★繁忙期
★通常期
★閑散期
のように各シーズンごとの料金設定があり
各シーズンに最繁忙期に特急の普通車指定席をご利用の場合、通常期の指定席特急料金に400円増し、繁忙期は通常期の指定席特急料金に200円増し、閑散期は通常期の指定席特急料金から200円引きとなります。
〈JR北海道内の在来線をご利用の場合〉通年ですべての日が通常期です。
※どの月日がシーズンかはJR東日本のHPにシーズンカレンダーがありますのでそちらをご参照ください。
車両の種類
東北新幹線には「普通車」「グリーン車」「グランクラス」があり料金も「グランスクラス」が一番高いです。
実際に乗ったことはありませんが色々な情報を見る限り座りごごちの良さそうな席と立派な内観はまるで新幹線のファーストクラスといった雰囲気のようです。
座席位置の選び方とおすすめポイント
「普通車」は通路を挟んで2人席、3人席に分かれているので複数人の場合は乗車する人数に応じて選ぶのがいいかと思います。
ひとりで乗る場合、トイレが近い人はトイレが設置されている号車、(車両ごとに設置されているわけではありません。席選択時に確認することができます。)
席は通路側の方がいいと思います。ひとりで窓側に座るとなかなか通路側の人に声をかけて前を通らないといけないので自由に行ける通路側をおすすめします。
景色を楽しみたい人は窓側がおすすめです。
※反対側の新幹線のすれ違い時?は結構近く感じて圧がくるイメージがあるので(個人的な感覚かもしれませんが)ちょっとびっくりするかもしれないので気になる人はお気をつけください。
お得な情報と割引キャンペーン
えきねっとのメリット・デメリット
メリット:
・チケットレスで発券不要。切符情報をひも付けした交通系ICカードで改札口を通れる
・限定割引がある
・オンライン上で完結できる
・自分で細かく席が選べる(座席マップ)
デメリット:
・支払い方法が限られている
・会員登録必須(無料)
割引の活用方法
えきねっとには「えきねっとトクだ値」という割引切符があります。
※eチケットサービス限定の商品なのでえきねっと上の購入でも紙切符を選択すると適用されません)
「トクだ値」→列車、座席、区間限定のお得な切符。5〜35%割引。
年末年始等も設定があるようですがほぼ売り切れています。
※お得な切符は払い戻しや変更に制限がありますので詳しくはえきねっとのHPをご参照ください。
予約のヒント
既に日程が決まっているのであれば早めに予約する。※出発日より1ヶ月前から(早めの方が割引率が高い場合もあるし希望の席も空いていたりする)もしくは事前受付を利用する。
まとめ
えきねっとを活用して新幹線で盛岡駅まで行く方法
- えきねっとで会員登録する
- 車両は最短で到着する「はやぶさ」を選ぶ
- 安く行くなら「トクだ値」切符を利用
最後に
盛岡は街中でも季節の移り変わりがはっきりわかり、レトロな建物がたくさんあるので散歩しているだけでもとても癒されます。
盛岡は最近改札口で交通系ICカードが使えるようになり電車での場所の行き来が便利になりました。(一部の電車)
駅から100円巡回バスも出ており手軽に市内観光ができます。盛岡名物の食べ物や風情のある喫茶店、徒歩圏内には天気が良ければ橋の上から岩手山も見えます。
とても居心地のよいところなのでぜひ一度は訪れてほしい場所です。
関連リンク
えきねっと